工場では、まだまだ三菱の古いシーケンサF1シリーズが現役で動いている設備を見かけます。
しかし、部品供給の終了やトラブル対応の難しさから、更新のご相談をいただくことが増えています。
当社では、F1からFX3GへのPLC更新を行い、既存設備を延命しつつ、より安定した制御環境へ移行しています。
単なる置き換えではなく、プログラムの最適化や制御盤の改修も合わせて行うことで、設備の信頼性を高めています。
さらに、エアーシリンダからIAIロボシリンダへの更新もご提案しています。
電動化することで、位置決め精度の向上や動作パターンの柔軟化が可能になり、従来の「ON/OFF動作」から「多段階制御」へと進化します。
このように、PLCとアクチュエータを同時に更新することで、設備全体の性能を大きく引き上げることができます。
「古いけれど、まだまだ使いたい」――そんな設備を、最新の制御技術でよみがえらせるのが私たちの仕事です。
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